せいやパパです!
これからは育児と仕事の両立が当たり前の時代。
仕方ないこととはいえ、育休中のブランクで周りと差がついて評価が下がってしまうのは避けたいですよね。
そこで育休中に資格の取得を考えている人も居るでしょう。
しかし、育休中の資格取得にはいくつかの注意点があります。
今回は育休中の資格取得の注意点を解説していきます!
②育休中の勉強時間の作り方
育休中に取得する資格の選び方
向上心を持つのは素晴らしいことですが、やみくもに資格を取得するのはおすすめしません。
せっかく一生懸命勉強したのに役に立たないと悲しいですよね。
育休中に取得する資格を選ぶときには下記の3点に注意が必要です。
一つずつ詳しく確認していきましょう!
①昇進や給料アップに繋がる資格を選ぶ
これが一番重要です。
はっきり言いますが、資格は転職や社内で少し評価が上がるくらいの価値しかありません。
弁護士のような士業なら独立する道もありますが、育休中は勉強時間の確保しづらく難関資格に合格するのはまず不可能です。
最近はファイナンシャルプランナー(FP)がやたら人気ですが、金融業ではないのにFPを取ってもほとんど価値がありません。
「生活の役に立つからFPを取る」という人がいますが、生活のためなら資格を取る必要はありません。
資格を取るための勉強と生活の活用するための勉強は、必要な勉強時間も勉強方法も全く違うからです。
たとえば、FP3級には年金の繰り上げに関する問題があります。
年金の受給開始を早めた場合、1か月につき0.4%減額されるという制度です。
試験に合格するためには「1か月につき0.4%減額」という数字を覚える必要があります。
しかし、生活に役立てるだけなら減額されることだけ覚えておけば十分ですよね。
詳しい減額率は覚えていなくてもネットで調べれば最新の情報が得られます。
試験では生活に必要ないレベルの細かい知識まで求められるので、かなり非効率です。
昇格の条件に資格取得が含まれているなど、メリットが明確な資格のみ取得するようにしましょう。
また、転職を考えていて応募要件に資格が含まれているなら取得を検討してもいいでしょう。
ただし、転職では実務経験が重視されるため資格をとっても評価されない可能性があり注意が必要です。
もちろん業界や職種によりますが、英語の勉強はおすすめです。
ほかにも育休明けの転職にはいくつか注意点があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
②スキマ時間で勉強できる
育休中の勉強はスキマ時間の活用がメインになります。
そのため、まとまった勉強時間が必要な試験とは非常に相性が悪いです。
たとえば僕が取った資格は120分で論文を書くという内容でした。
こういった試験では時間配分も大事なので実際に120分かけて論文を書く練習が必要があります。
このようなまとまった勉強時間が必要な資格は、育児をしながら取得するのはかなり難しいでしょう。
必死に時間を作って勉強したのに、効果的な勉強ができず不合格になってしまうのはもったいないですよね。
③スマホで勉強できる
育児をしながらの勉強はスマホで勉強できることがとても重要です。
寝かしつけ時の添い寝タイムや移動時間にわざわざ参考書を開いて勉強するのはかなり大変ですよね。
今はスマホで勉強できない資格の方が珍しいかもしれませんが、スマホで勉強可能かも調べておきましょう。
育休中の勉強時間の作り方
育休中の資格取得で一番ネックになるのが勉強時間の確保です。
育児をしているととにかく予定通りには進みません。
そんな中で「毎日20時~22時は勉強をする!」と決めても絶対に実行できません。
早起きして勉強しようと思っても、音や光で子どもも早く目を覚ましたりします。
そのため、育休中に勉強時間を確保するにはスキマ時間を活用するしかありません。
次は育休中の勉強時間の作り方を解説します。
具体的には下記の4つの方法があります。
1つずつ詳しく見ていきましょう!
①パパとママで育児・家事を分担する
個人的にはこれが一番大事だと思っています。
というか資格の勉強をしない場合でもこれはやりましょう。
育児・家事は夫婦で分担してやるべきものですし、1日中育児・家事をやり続けるのはうつの原因にもなります。
しっかりと分担してパパもママも自分の時間を作れるようにしましょう。
②子どもが寝ている時間を活用する
子どもが起きている間は何かと目を離せず勉強に集中しづらいですよね。
寝返りやずり這いが始まると、起きている間はほとんど目を離せなくなります。
やはり子どもが寝ている間が一番勉強に集中できます。
とはいえ、寝たと思ったらすぐ起きることもよくあるので「今日は勉強できなくても仕方ない!」と割り切ることも大事です。
③時短家電を活用する
育児の効率化はほぼ不可能です。
しかし、家事は自動化・効率化が可能です。
最新の時短家電をうまく活用し、家事の時間は可能な限り減らしましょう。
食洗機・ロボット掃除機・ドラム式洗濯なんかが定番ですね。
ただ、時短家電は思ったほど時短にならない場合もあるので注意が必要です。
安い買い物ではないので失敗したくはないですよね。
そこで活用したいのが家電のレンタルサービス。
実際に使ってみて気に入った場合だけ購入すればいいので失敗することがありません。
家事を時短化すれば子どもと過ごせる時間が増やせるので、資格の取得を目指さない場合でもおすすめです。
④育児を外注する
ベビーシッターや一時保育などを活用し、育児の外注も検討しましょう。
東京都ならファミリー・サポート・センター事業などの子育て支援制度があり、比較的安い価格でベビーシッターが利用できます。
また、リフレッシュしたい時や体調を崩したときもベビーシッターや一時保育が役に立ちます。
困ったときに初めて使うのは不安もあるので、余裕があるうちに一度使っておくといいでしょう。
勉強時間が取れないときは読書がおすすめ
やはり育児は想定外の連続です。
子どもが全然寝なくて勉強時間が取れなかったり、育児で疲れて勉強できないこともよくあります。
そんな時は資格取得を諦めることも検討しましょう。
そもそも資格の取得のため育休ではなく、育児に専念するための育休のはずですよね。
それなのに資格の勉強が進まずイライラしてしまうなんて本末転倒です。
たとえ会社の仕事を休んでいても育児というとても大事な仕事をしています。
自分の仕事に誇りを持って心置きなく育児に専念しましょう。
それでも自己研鑽もしておかないと復帰後が不安な方には読書がおすすめです。
とはいえ、資格の勉強時間が取れないのに読書の時間なんて取れませんよね。
Amazonオーディブルは人気の書籍をプロの朗読で聴くことができるサービスです。
音声で聴くだけなら、寝かしつけや家事をしながらでもできます。
また、ビジネス書だけではなく育児書や小説も聴けるので自己研鑽だけではなく育児のためや気分転換にも最適です。
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