せいやパパです!
「男性育休を取りたいけど会社にはいつ言えばいいの?」と疑問に思っていませんか?
育休を取得する男性が少しずつ増えてきたとはいえ、全体から見ればまだ1割程度。
実際に男性育休を取った人の話を聞く機会はほとんどありませんよね。
結論から言うと奥さんが安定期に入ったタイミングがおすすめですが、男性の育休取得に理解がない職場の場合は事前の根回しが重要です。
今回は1年の育休を取得した筆者が詳しく解説していきます!
②事前の確認・相談のタイミング
②男性育休なんて取れない?
また、育休取得を考えているプレパパ・プレママには妊娠初期~育児に役立つ情報満載のゼクシィBabyがおすすめです。
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会社に伝えるおすすめのタイミング
会社が男性の育休に理解がある場合は奥さんが安定期に入った頃に伝えるのがおすすめです。
育休取得まである程度期間もあり業務の調整もしやすいでしょう。
とはいえ取得率の低い男性育休。
取得を申し出ても上司から理解を得られなかったり、スムーズに取得できないことがあるかもしれません。
会社は育休を断る権利はありませんが、できれば職場と揉めることなく育休に入りたいですよね。
そのため、早めに相談や確認をしておくといいでしょう。
また、育休中は給料が支払われません。
国から給付金が受け取れますが、働いていた時より収入が減ってしまう可能性が高いです。
育休中にもらえるお金は必ず事前に確認しておきましょう。
さらに育児休業給付金はもらえる条件が少し複雑なので、勘違いで勤務日数が数日足りず1円ももらえなかった…という人も居ます。
具体的には以下に当てはまる人は注意が必要です。
育休でただでさえ収入が減るのに、育児休業給付金ももらえないとなると大ダメージですよね。
こちらの記事で解説していますので、自分が条件を満たしているかしっかり確認しておきましょう。
事前の確認・相談のタイミング
すでに男性の育休取得者がいるなど、会社が男性の育休取得に積極的であれば事前の確認は不要です。
しかし、男性の育休取得に肯定的か分からない場合は事前に確認したほうが無難でしょう。
次は事前の確認や相談のタイミングについて説明していきます。
①育休を取得したいと考えたタイミング
残念ながら男は仕事、女は家事育児といった古い考えの人のかなりいます。
そんな中で「育休を取りたい!」と言っても上司や同僚から反対されたり、ひどいケースだと左遷や降格をちらつかせるなんてこともあります。
そのため、会社が男性の育休取得に肯定的かは早めに確認しておいた方がいいでしょう。
まだ妊活を始めていなかったり結婚すらしていない状態だったとしても、少しでも育休取得を考えているなら確認しておいた方が無難です。
この時点で育休取得に否定的な反応をされた場合、育休取得のハードルは一気に上がります。
法律的には会社に育休を拒否する権利はないのですが、育休を取って揉めるのは避けたいですよね。
また、育休に否定的な場合、育休後の仕事と育児の両立も難しいでしょう。
場合によっては転職を視野に入れてもいいかもしれません。
僕も以前の会社では休みもまともに取れず残業続きで、この会社に居たら育児と仕事の両立は無理だと思い転職しました。
もちろん転職にはリスクがあるので、みんなが転職すべきとは思いません。
しかし、選択肢の1つとして転職もあることは理解しておきましょう。
昔に比べれば転職が普通の時代になってきたとはいえ、やはり転職には不安もありますよね。
そういう人は転職エージェントを使ってみるといいでしょう。
無料で利用できますし、転職するかどうか迷っている場合も相談が可能です。
目的や自分の状況に合わせて転職エージェントを活用しましょう。
ただし、転職エージェントは使い方を間違えるとあまり役に立ちません。
転職エージェントをうまく使いこなす方法はこちらの記事をご覧ください。
②妊娠が分かったタイミング
妊娠が分かったタイミングで事前に相談した方がその後の調整もスムーズでしょう。
僕も直属の上司にはこのタイミングで相談しました。
ただし、このタイミングでの相談には注意点があります。
悲しい話ですが妊娠が分かってもその後に死産や流産になってしまうことがあります。
妊娠10週頃までは特に流産のリスクが高いと言われています。
育休の調整を進めていたのに流産の報告をしないといけなくなったらつらいですよね。
そのため、このタイミングでは信頼できる上司など一部の人にだけ相談するのがいいと思います。
安定期に入るまでは絶対に妊娠を知られたくない場合はこのタイミングでは言わない方がいいでしょう。
③安定期に入ったタイミング
職場が男性育休に理解があるならこのタイミングで問題ないと思います。
僕も同僚などにはこのタイミングで伝えました。
もちろん安定期に入ったからといって100%安全に生まれるとは限りませんが、それを言い出したら生まれるその瞬間まで何があるか分かりません。
無事に生まれてからの報告では業務の調整ができませんよね。
育休の調整はこのタイミングが現実的でしょう。
④育休開始日の1か月前
ここまでお伝えした通り、業務の調整があるので早めに伝えておくのがおすすめです。
ただ、法律的には育休開始日の1か月前までに申請すればいいというのも覚えておきましょう。
ちなみに多くの会社では育児休業申出書など書面での申請が必要です。
口頭で伝えただけでは育休扱いにならないので、就労規則を確認しておきましょう。
事前に口頭で伝えていたものの、書面を提出していなかったため希望していた日から育休を取れなかった事例もあるそうです。
また、男性の育休は出産予定日を育休開始日として申請します。
しかし、出産予定日より早く生まれることも珍しくありません。
出産予定日より早く生まれた場合は、変更申請をして育休の開始日を早める必要があります。
しかし、変更申請をしても翌日からすぐに育休を取れるわけではないので注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
男性育休なんて取れない?
育休は取りたいけど、仕事が忙しすぎてムリだと思っている人もいるのではないでしょうか。
僕も以前は残業続きで休みも取れず、自分がいなくなったら仕事が回らないと思っていました。
それでも転職したらすぐに代わりの人員が補充され、普通に業務が回っていました。
会社は1人抜けたぐらいではどうにもなりません。
しかし、夫婦は2人しかいません。
あなたが男性育休を取らなければ、それだけ奥さんに育児の負担が掛かってしまいます。
ただし、男性育休にはメリットがある一方でデメリットがあるのも事実です。
メリットとデメリットを比較した上で男性育休を取らない判断をすることは間違いではありません。
男性育休のメリットとデメリットはこちらの記事をご覧ください。
また、2人目以降の子どもの場合は男性も育休を取ることを強くおすすめします。
特に最初のうちはママは下の子に付きっきりになるので、上の子の面倒も同時に見るのは不可能です。
「上の子は保育園に預けているから大丈夫」と思うかもしれませんが、送り迎えだけでも大変ですし子どもが熱を出して休んだ時は2人同時に面倒を見なくてはいけません。
ママが何かあった時にすぐ対応できるよう、パパも育休を取って更に上の子を保育園に預けてちょうどいいくらいです。
「夫婦で育休中なのに保育園に預けるのは気が引ける…」という方はこちらの記事もご覧ください。
ちなみに自治体によっては育休中は保育園を利用できないこともあるので、必ず事前に確認しておきましょう。
まだまだ取得率の低い男性育休。
取得を申し出ても残念ながらスムーズに取れないこともあるかもしれません。
しかし、家族のために育休を取りたいと思っているなら我慢する必要はありません。
育休は労働者の権利なので堂々と育休を取りましょう。
また、育休取得を考えているプレパパ・プレママには妊娠初期~育児に役立つ情報満載のゼクシィBabyがおすすめです。
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