育休中の副業をおすすめしない理由とそれでも副業をしたい時の注意点

育休中

せいやパパです!

育休中の不安のひとつにお金の問題があるのではないでしょうか?
ぼくが育休を取るときもお金の面が一番気になっていましたし、
計算してみるとなんと1年で120万も収入が減ることが分かりました…

そうなってくると「副業をして少しでも稼ぎたい!」と思いませんか?
でも、結論から言うと育休中の副業はおすすめしません。

副業で稼ぎたいと思っていた人にはショッキングな内容かもしれませんが、
育休中の副業をおすすめしない理由とどうしても副業で稼ぎたい人に注意点をお伝えしていきます!

育休中の副業をおすすめしない理由

もう一度お伝えしますが、
残念ながら育休中の副業はおすすめしません。
その理由は単純で、育休と副業の相性が悪いからです。

育休中は当然、育児が第一優先になります。
スキマ時間で副業をしようと考えている人もいるかもしれませんが、
スキマ時間での副業は想像している以上に難しいです。

次は副業の具体例とともに、どういった点が難しいかを説明していきます。

データ入力、テキスト入力

スキルのいらない副業としてクラウドソーシングなどでも人気ですよね。

データ入力やテキスト入力は僕も以前やったことがありますが、
〇〇のデータを入力して×日までに納品してくださいというのが一番スタンダードです。

ここで問題になるのが納期です。

育児をしているととにかく想定外のことが起きます。
30分かけて寝かしつけが終わったと思ったらすぐ起きる、
お風呂に入れてミルクをあげたら吐き戻してもう一度お風呂へ…
例を挙げればキリがありません。

そんな中で与えられた仕事を納期を守って完了するのはめちゃくちゃハードルが高いです。
なんとか納品するために睡眠時間を削って作業なんてことにもなりかねません。

しかもスキルがいらない分、単価が低いんですよね…
必死にスキマ時間を見つけて作業してもミルク代にもならないことも十分あり得ます。

ライティング、動画編集、イラスト作成

今度は少しスキルが必要なものですね。

あなたがすでにスキルを持っていてお得意様もいるのであれば、
育休中も続けていいかもしれません。

ただ、スキルゼロの未経験から始めるのであれば、かなりリスクが高いです。

まず、スキルを付けるための準備期間が必要になります。
仮にスキルが付いても実績ゼロの状態からお客さんを獲得するのはめちゃくちゃ難しいです。

ココナラやクラウドワークスなどで募集しても、周りにも実力も実績も遥かに上に人たちばかり…
実力も実績もなく、スキマ時間の作業で早さも売りにできないとなると、安さで勝負するしかありません。
必死にお客さんを獲得したのに時給換算したら100円にもならないこともざらにあります。

ブログ

ブログは在宅で自分の好きな時に作業ができるので、比較的育児と相性がいいと言えます。

ただし、決定的な欠点があります。
それはお金が発生するまでに時間がかかることです。

最初はいくら記事を書いても誰も見てくれず収益も0円、
1年以上書き続けてようやく収益が出始めるのが普通の世界です。

育休中に仕込んで育休後に収益化できればいいのであれば悪くない選択ですが、
育休中の収入減を補うためには使えないでしょう。

アルバイト

育休中でも条件を満たせばアルバイトをすることができます。

「週5日8時間のフルタイムで働くのは難しいけど、週2くらいなら働ける!」
と考えている人はアルバイトを検討しているかもしれません。

でも、アルバイトは基本的にシフトが決まっているため急な予定に対応するのが難しくなります。
子どもが急に熱を出したりしたときもシフトが入っていると休みづらいですよね。

育児に専念するために育休を取ったはずなのに、
仕事が入って育児ができないのでは本末転倒ではないでしょうか。

それでも副業がしたい場合は?

副業の具体例とともに育休と副業の相性が悪いことを説明してきました。
育休中に副業で稼ぐぞ!と思っていた人にはショッキングな内容だったでしょうか?
でも、残念ながらぼくが育児をする中で育児と副業の両立はほぼ不可能だと感じました。

ただ、収入が減ってしまうのを理由に育休を諦めてしまうのももったいない話。

次は、どうしても育休中に副業で稼ぎたい人に向けて、
育休中に副業をする場合の注意点をお伝えします。

育児と副業のバランスを家族で話し合う

育休中の副業において一番大事なのは、夫婦で意見を合わせておくことです。

たとえばパパは「収入が減ると困るから一生懸命副業するぞ!」と考えていて、
ママは「収入が減っても子どもとの時間を大事にしてほしい」と考えていたとします。

この場合、パパが副業を頑張れば頑張るほどママの不満は大きくなってしまいます。
パパもママも家族のことを思っているのはいっしょなのに、すれ違いが生まれてしまうのは悲しいですよね。

だから、育児と副業のバランスをどうするかはかならず夫婦で話し合っておく必要があります
夫婦の間で「収入も大事だから副業もやる」という結論になったときだけ副業を検討しましょう。

言わなくてもわかっているはずなどの思い込みはトラブルの元なので絶対にやめてください。

就業規則を確認する

副業をする場合は本業の会社の就業規則をかならず確認しましょう。

ネットで検索すると副業が会社にバレない方法などが出てきますが、
バレにくい方法はありますが絶対にバレない方法はないので非常に危険です。

就業規則で副業が禁止されているのに副業をした場合、減給や降格などの処分を受ける可能性があります。
収入減を補うために副業をしたのに、本業の収入が減ったら本末転倒ですよね。

目的に合った副業を選ぶ

いくらぐらい稼ぎたいのか、何時間くらい働けるのかをしっかり検討して副業を選びましょう。
また、収入や労働時間によっては育児休業給付金の不正受給になってしまうため注意が必要です。

育児休業給付金の受給条件などはこちらの記事をご覧ください。

副業をするにしても、アルバイトのように働く時間が決まっているものより、
UberEatsのように働きたい時に働けるスタイルの方が多少はやりやすいかもしれません。
※育休中の副業としてUberEatsを勧めているわけではありません

副業の稼ぎをあてにしないこと

育休中の副業についての注意点をお伝えしました。
ただ、最初にも言いましたが育休中の副業はおすすめしませんし、
副業をやっても思ったほど稼げない可能性もあります。

「収入が減るから副業で稼ぎたい!」という気持ちはわかりますが、
副業の稼ぎをあてにして貯金もないのに長期の育休を取ってしまうのは非常に危険です。

副業の稼ぎがゼロだったとしても破綻することのないよう、計画的に育休を取得しましょう。

また育休は育児のために取るものですが、
収入が減ったり仕事のブランクができるのが不安な方もいると思います。

そういう方には副業よりも資格取得をおすすめします。
資格を取っても本業に生かせない場合は取る意味がありませんが、
本業のために挑戦したい資格がある方はこちらの記事もご覧ください。

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